ドイツに引っ越してから、あちこち網羅したわけではないのですが、気になる街にはけっこう足を運びました。
なかでも中世の町並みが色濃く残るローテンブルク・オプ・デア・タウバーは、今のところ、私たち夫婦のいちばんのお気に入りの場所です。
本当に素敵な場所で、何度訪れても飽きません。
この街は写真映えはもちろん、歴史や物語の小さな裏話までぎゅっと詰まっています。
今回は、さくっと見どころとおすすめのショップ&レストランをまとめてご紹介します。
それから私はディズニー好きなのですが、ローテンブルクはまるでディズニーの世界に入り込んだような雰囲気で胸が高鳴りました。ディズニーが好きな方には、ぜひ一度歩いてみてほしい町です。
ローテンブルクの歴史
ローテンブルクは1274年にハプスブルク家のルドルフ1世から「帝国自由都市」としての権利が確認され、周辺勢力から独立した自治都市として栄えました。
お城の跡が残る「ブルク庭園」は、実は“お城そのもの”はもうありません。
1356年の地震で城が崩れたという“通説”はあるものの、観光局は伝承として紹介しており、むしろ城は解体されて石が町の家々に生まれ変わったという説もあります。
第二次世界大戦末期の1945年3月31日には空襲で旧市街のおよそ40%が被害を受けましたが、戦後に中世風景を意識した修復が進められ、私たちが歩ける姿に戻っています。
ディズニーとの繋がり🐭🏰
- 1940年公開のディズニー映画『ピノキオ』は、原作はイタリアのお話ですが、美術面ではアルプス圏の木組み家屋など“南ドイツ〜チロル風”の意匠が色濃く取り入れられました。
ビジュアル開発に関わったグスタフ・テングレンの資料には、ローテンブルクの建築を参照した村の習作が確認でき、作品世界の雰囲気づくりに影響を与えたことが示されています。
- ローテンブルク観光局は、旧市街のランドマーク「プレンライン」の構図が『ピノキオ』以降、“中世ヨーロッパらしさ”の典型として繰り返し引用されてきたと紹介しています。
あわせて「映画を見てから訪れると、作中の建物に見覚えが出てきますよ」という案内もあり、視覚的な参照関係が公式に示されています。
- フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドEPCOT「ドイツ館」では、広場中央の聖ゲオルグ像の噴水がローテンブルクの市場広場の噴水(Georgsbrunnen)を参考にしたデザインだと解説されています。
ミュージアム&おすすめショップ🛍️
ミュージアム
Mittelalterliches Kriminalmuseum (中世犯罪博物館)

ローテンブルク旧市街・ブルク通りの旧ヨハニター騎士団施設にある、1000年分の法と刑罰の歴史をたどれるミュージアムです。
展示は「捜査 → 取調べ(拷問)→ 判決 → 刑の執行」という流れに沿って見て回れる構成で、拷問具や恥辱刑の道具、死刑執行人の道具のほか、法文書・印章・図版なども充実しています。
案内表示は独・英・日で読める箇所が多いので、内容が追いやすいです。
Käthe Wohlfahrt(ドイツ・クリスマス博物館)

旧市街の中心・マルクト広場そば、Herrngasse 1。
ケーテ・ヴォーヒャルトのクリスマスショップの上階にあり、1870〜1950年ごろを中心としたドイツのクリスマス文化を展示しています。
展示は“飾りの可愛さ”だけじゃなく、地域・素材・電飾の進歩まで由来をしっかり説明してくれます。
ショップ
Käthe Wohlfahrt

ローテンブルク名物の年中クリスマスな大型ショップです。
店内はツリーやオーナメント、くるみ割り人形、エルツ地方の木工(ピラミッドやスモーカー)まで、伝統的なドイツの飾りが“世界最大級の品揃え”でずらり。お店は一年中オープンしています。
ツリーもオーナメントも眺めているだけで幸せで、いつまででもいられる空間でした。
私たちはオーナメント、くるみ割り人形、煙出し人形、クリスマスのテーブルリネンなどをここで購入しました!
Teddyland(テディーランド)

Käthe Wohlfahrtのクリスマスショップのすぐ近くです。
ドイツ最大級のテディベア専門店で、ふわふわのプラッシュからモヘアの本格派まで勢ぞろい。木製や陶器の小物、手作り用パーツ、バッグや本など関連グッズも多いです。
ドイツの老舗ぬいぐるみメーカーSteiffの“ローテンブルク限定”ベアなど、オリジナルの特別モデルもあります
夫婦で行ったおすすめレストラン・カフェ🍚
Brot & Zeit(ブロート&ツァイト):朝から開いてるベーカリー&カフェ

Goldenes Lamm(ゴールデネス・ラム):毎日11:00ごろから営業していて、フランケンの家庭的な料理が中心の老舗レストラン

Konditorei Café Prezel(Cafe am Marktplatz):マルクト広場ど真ん中にある、シュヴァルツヴェルダー(黒い森ケーキ)やチーズケーキなどのケーキが評判のカフェ

ローテンブルク名物の揚げ菓子シュネーバレン(“雪玉”)は粉砂糖・シナモン・チョコなど味いろいろ。
見つけたらトライしてみてください☺️

🎄クリスマスマーケット「レイターリスマルクト」
冬に合わせるなら、ローテンブルクのレイターリスマルクトは本当に絵本の世界みたいだと聞いています。
私たち夫婦も今週末、行ってみようと思います!わくわくが止まりません。⛄💕

基本情報
- 📅 開催:2025/11/21〜12/23(※11/23は休市)
- 🕒 時間:日〜木 11:00–19:00/金・土 11:00–20:00
- 📍 会場:マルクト広場/グリューナーマルクト/キルヒ広場/市庁舎の中庭 一帯
- 🐎 開幕の合図:伝説の騎士レイターレが登場→市長あいさつ→大ツリー点灯でスタート
- 🎺 音楽:夕方はブラスバンドの生演奏が入って雰囲気最高です
フード&ドリンク
- 🍷 グリューワイン(ノンアルはキンダープンシュ)であったまります
- 🌭 フランケン・ソーセージ、 プレッツェル、 焼きアーモンド、レーブクーヘンなど名物いろいろ
- ☕ マグカップはデポジット制(返却で返金/記念に持ち帰りも◎)
楽しみ方のコツ
- 🌆 ブルーアワー(日没直後)が写真のベストタイミングです
- 🪟 市庁舎の“アドベント窓”が夜に一つずつ開く小さなセレモニーも可愛いです
- 🗺️ 屋台は60軒超、市庁舎中庭にも出店があるので忘れずチェック
防寒&実用メモ
- 🧤 とにかく冷えます:手袋・カイロ・首元の防寒があると快適です
- 💶 現金が便利(カード不可の屋台もあります)
- 👣 石畳なので歩きやすい靴で
- 👶 子連れは人混みが落ち着く平日昼が歩きやすいです
✅ 最新の開催日・時間は直前に公式で確認すると安心です(天候や行事で変更になることがあります)。
❄︎最後に❄︎
クリスマスがホリデーの中でいちばん好きな私にとって、この季節にドイツへ引っ越してこられたのは本当に幸せな偶然でした。
せっかくなので、この冬はその幸運を思いきり満喫します。
いくつクリスマスマーケットを回れるかな、と数えてみたら、今のところ6つを予定中です☺️。
イブと当日は旅行をせず、家で手づくりディナーを。
イベントのたびに献立を考え、テーブルを飾る時間がたまらなく好きで、専業主婦になってからは“お祝いごとをお祝いする”ことがいちばんの楽しみになりました。
日本に帰国したら重箱を新調しておせちを作りたいです。
お正月には母が毎年おせちを作ってくれたので、私も結婚したらおせち作るのが夢でした。
その日が今からとても楽しみです。🍱✨
🇯🇵日本の読者さんへ(このブログ、約3割が日本在住なんだそうです!)
日本各地のクリスマスマーケットもきらきらですよね。よかったら今年はふらっとのぞいてみてください。
ちなみに私たちの“初クリスマス”は横浜のマーケットでデートしました。とってもいい思い出です✨

では、皆さん風邪に気をつけて過ごしてくださいね🌸




